ガラパゴス諸島画像データベースついて(概要)

長崎大学附属図書館では、本学名誉教授である伊藤秀三博士旧蔵のガラパゴス諸島写真コレクションをもとに、ガラパゴス諸島画像データベースを構築した。
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 ガラパゴスについて

ガラパゴス諸島は、正式名称をコロン諸島といい、南米大陸の西、約1000 キロの太平洋上に浮かぶエクアドル領の火山群島である。大陸から隔絶されているため、島の上では独自の生物進化が進み、ダーウィンが進化論の着想を得たことは有名である。また、その地理的特性により、エルニーニョ現象のただ中に位置するため、植物・動物などの生態系が敏感に反応し、世界における異常気象のセンサーとしても注目を浴びている
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 コレクションについて

 このデータベースで提供している1,363 枚の画像は、伊藤名誉教授が、1964 年以来、38 年間 16 回にわたるガラパゴス諸島の植物/植生調査の時に撮影されたものである。その写真は、植物に留まらず、動物・自然景観・人文景観・ダーウィン研究所・エコツアー風景などガラパゴス全般を対象としている。38年間の長期に渡って撮影されたこれらの写真を比較することにより、ガラパゴス諸島における植生や人文景観の変遷を見ることができ、ガラパゴスを知る上で世界的にも大変貴重なものと位置づけられる。
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 データベースの特徴について

1) 3Dイメージ画像

3Dイメージ画像へのアイコンコンピューターグラフィックスによる3Dムービー画像によって、ガラパゴスを訪れたことがない人でも、その特異な地形を直感的にイメージすることが可能となっている。

2) 組写真

組写真へのアイコン年代を追った植生の変遷、気候に適応した植物の群落の様子、人文景観の変遷などについて、それぞれテーマを設けて解説している。同一地点を長期間に渡って撮影した定点観測画像を見ることができる。

3) 画像情報検索

検索へのアイコンデータベース内の画像を検索する方法として、キーワード検索やフリーワード検索のほか、撮影年ごとにグラフィカルに表示される地図上の島をクリックして検索する方法の3通りが用意されている。

4) 画像詳細表示

データベースに収載されている全ての画像には、基礎的なデータとして、撮影日・島名・キーワードが与えられており画像とともに表示される。さらに植物・動物には科名・種別データも加えられ、特に植物に関しては正式な学名を付することにより研究者の利用にも十分応えられるものとなっている。また、120点を厳選し、拡大画像を提供するとともに、その解説文を付して閲覧者の便を図っている。

5) 英語版

英語版へのアイコンデータベースは英語版も有しており、画像データの形式(メタデータ)も国際標準化に則っているため、ガラパゴス研究において国内外からの多面的な利用が可能である。